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季節と共に変動する“血圧”

寒さが血圧に影響
冬の寒さで気温が低くなると、交感神経が緊張して血管収縮を起こし、血圧が上がりやすくなる。
冬になると心筋梗塞などの発作を起こす人が多いのも寒さから血圧が上がるのが原因。

起床後2時間が最も危険
人間は起床前にその日の活動に備えて交感神経が亢進して、血圧が上昇していきます。
起床直後の2時間は、最も血圧が上昇するので、この時間帯は脳卒中や心筋梗塞が多発しやすい。

高血圧の人は、冷たい水に手をつけるだけでも30~40mmHgほど血圧が上昇します。
水道水が冷たくなる冬は、洗顔や歯磨きにぬるま湯を使いましょう。
炊事や掃除の際にも、手を冷やさない温度の湯で行います。
室内でも足元はくつ下かスリッパを履いてください。

家の中の温度差に注意!
急激な温度変化にさらされることで血圧が急上昇、急降下したり、脈拍が早くなったりする状態のことを「ヒートショック」といいます。
室温の変化にさらされた人間の体は体温を一定に保つために、血管が急激に収縮し血圧の変動や脈拍の変動を起こします。
この時、心臓に思った以上の負担をかけているのです。

ヒートショックが原因で亡くなる方は年間1万人以上いるといわれています。
廊下・脱衣所・浴室・洗面所・トイレなど家全体を暖める工夫をしてください

Q:親が高血圧だと子供も高血圧になるってホント?
A:一見遺伝のように見えるのは、食塩感受性などの体質が遺伝したり、食習慣や運動習慣などの環境要因が親と似てくることが関連していると言われます。
親が高血圧の場合、将来のことを考えて、生活習慣改善を行うことが大切です。
Q:血圧を下げるには適度な運動が必要と言われたけど、週末の1時間でも良い?
A:週に1回、集中的に行うより、日常的に運動を取り入れ、毎日10分少しずつでも行う方が効果的です。

精神的・身体的なストレスで、首や肩の筋緊張による頭痛や肩こりがもとで、血庄が上がっていることもあります。
体は常に柔らかくほぐしておきましょう。

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