なぜお酒を飲んだ夜はいびきをかくの?
アルコールによってのどを広げる筋肉が緩むなどして気道が狭くなるため、いびきをかきやすくなります。
いびきは「鼻」より「のど」に注目
私たちが目覚めているあいだは、数種類ののどの筋肉が緊張してのどを広げ、舌や上あごでふさがれないようにしています。
しかし、睡眠中は筋肉の緊張が緩むうえ、仰向けに寝ると上あごや舌がのどをふさぎがちになります。
すると、鼻からのどにかけての気道が狭くなり、そこを空気が通り抜けるとき、のどの粘膜がブルブル震え、この振動音がいびきの正体です。
アルコールには筋肉の働きを抑制する作用があり、飲酒によってのどを広げる筋肉の働きも低下するため、気道が狭くなります。
また、アルコールには血行促進作用があるため、飲酒後は鼻の中の粘膜の血管が膨張し、腫れたようになります。すると鼻づまりの状態になり、口呼吸になってさらに気道が狭くなります。
このような理由から、お酒を飲んだ後はいびきをかきやすくなるのです。

また、疲れているときも体が筋肉を休ませようとするため、のどの筋肉も緊張が緩んでいびきをかきやすくなったり、肥満体形の人ものどに脂肪がつくため、気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。
横向きに寝ると舌が気道をふさがなくなるので、いびきをかきにくくなります。
