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食欲の秋を前に心がけたいこと

朝の腸を効果的に使う
人間の腸は、だいたい朝の7時~9時が最も消化力の増している時間帯です。
この時間帯に摂取したものは、効率的に体に取り込まれます。
朝は胃の中が空っぽになり、食べものを欲しています。
お腹が「グ~」となる音は、次の食べものを受け入れる準備ができたという胃からのサインです。

「朝起きてお腹が空いていない」という人は、夜の食事を8割ほどに減らしたり、主食を抜いてみるとよいでしょう。
また、毎晩お酒を飲む人は、ビールも焼酎もワインも「2杯まで」を守りましょう。
それ以上の量は、免疫力を下げ、腸に負担を与え、腸内環境を乱す原因になります。
朝食をおいしくいただくには、夜の食べ方、飲み方が重要なのです。

昼食に注意!
外食は食品添加物など、腸に悪いものが入ってきやすいので、昼食を外食にしている人は要注意です。
お弁当を買うならば、コンビニやスーパーなど大量生産されたものではなく、手作り弁当のお店で買うほうが無難でしょう。

ただし、昼食で腸に悪いものを入れてしまったとしても、その分、朝と夜で温野菜やキノコ類、豆腐などの大豆製品を食べれば調整が取れます。
白く精製された食品を避ける
白米、パン、ラーメン、パスタ、白砂糖など白く精製された食品は食物繊維をきれいにそぎ落としているために、腸からの吸収が早く、血糖値が急上昇してしまいます。
いつまでも若いときのように、白いご飯中心の食事のとり方をしていると、エネルギー源として利用されなかった糖は脂肪となり、体内に蓄積されてしまいます。

主食がないと満足できないという人は、白米を食べるのは避けるようにして、五穀米や玄米のある定食屋さんを見つけておくのがおすすめです。
たんぱく質を補い、運動も
50才を超えたら、月2回ほどステーキを食べ、たんぱく質を補うのがおすすめ。
ただし、ステーキは脂肪の多い部分には気をつけましょう。
悪玉菌の格好のエサになり、悪玉菌優勢の腸にならないよう、同時に彩りのよいサラダもたっぷりと食べ、食物繊維をとることが大切です。

さらに発酵食品をとる食生活を心がけ、週に数回、20~30分のウォーキングやジムで体を動かすなどの運動を行いましょう。腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、便秘の改善にも役立ちます。

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