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介護者の体ケア&心ケア

自宅で介護している方、休日には親の家に通って介護している方、介護の形はさまざまですが、肉体面と精神面の両方に大きな負担がかかっています。
家族の介護に直面している人は40~60代で、疲労が回復しにくかったり、ご自身の病気とも直面する時期です。
最近は、介護をする人は女性だけでなく男性も多くなり、男性にも心と体の不調が現れるケースがあります。
介護する方自身が健康を心がけないと、介護できなくなってしまいます。

体ケア~体の不調は心に影響~
◆予防とケアで良い状態を維持
屈む姿勢で介助することが多いので、腰痛を引き起こしやすい。
筋肉と関節をほぐすストレッチや体操で、介助する前と後にご自身の体を整えておきましょう。
◆介護環境を整える
介護される方のためだけでなく、ベッドの高さや移動のための環境は、介助者がやりやすい状態にしておきましょう。

心ケア~介護うつを防ぐ~
回復の見込みのない状態の方の介助や援助は、やりがいや努力する意味を見失い、介護うつの状態になってしまうことも。
◎自分自身を尊重する
一番大切なのは自分自身。
怒りたくなることもある、やる気が出ない時もある、悲しくて泣きたくなっても良い、できないことがあって良いなど、浮かんでくる自分の気持ちや感情を認め、どんな時も「私は私で良い」と認める。

◎お互いを尊重し認め合う
介護を受けている方も、できていたことができなくなっていく辛さや不安、自分を責めてしまう気持ちがあります。
自分と相手の存在を認め、お互いの人生を尊重しましょう。
◎心に届くことを考えてみる
たとえ介護されている方の反応がないとしても、心に届けるつもりで、その方が好きだった音楽やDVDを流したり、詩や本を読んでみる。
手足のマッサージをする・・・触れ合うことはお互いのケアになります。

◎サポートをもらう
自分でやることを大切にしている方は、疲れる前、疲れたなと思った時にサポートしてもらい、ご自身の良い状態をキープしておきましょう。
一人で抱えこんでしまう方は、介護の専門家に相談して、自分と相手、周りの家族にとってより良い方法を考えてみましょう。

大切な方の介護、「一緒にいられて良かった」と思えるような時間になるといいですね。
松本接骨院ではケアマネジャー事業所の指定にもなっています。

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