就活・婚活・朝活などさまざまある中に「涙活（るいかつ）」というのがあるそうです。
「涙活」とは、涙を流してストレスを解消するのが目的で、「泣ける」「感動する」映画や動画を観たり、朗読を聞いたりして積極的に涙腺を刺激して“泣いて心を癒やす”活動。
この涙活、参加者は女性ばかりではなく、男性も多く、「男は泣いてはいけない」という意識から、普段感情を出すことが少なく抑えこんでいるのだとか。
同時に女性も「女はすぐ泣く」と言われるのがイヤで人前で泣くことが出来ないという理由から、感情を出すことが出来ずに我慢することが多いみたいです。
泣くことはマイナスのイメージがありますが、泣くことで緊張状態によるストレスを取り除く事が出来るそうです。特に、感動したりすることで流す涙はとてもスッキリし、涙には心や体を癒す効果があると研究で解明されています。
呼吸や血液循環など、意思とは関わりなく働く自律神経には、緊張や興奮を促す交感神経とリラックスや安息を促す副交感神経があります。
泣いているときは、副交感神経が強く働くため、ストレスを解消し、リラックスした状態になります。
感情を抑えてしまい、それをコントロール出来なくて体にも影響が出て、最後には爆発してしまう。悲しかったら涙を流す、怒りたかったら怒る、笑いたいときは思いっきり笑う、感情を出すことが大切なんです。
私が施療をしていて感じるのは、ストレスからくる緊張が体に出ている方が大勢いらっしゃるということ。
少しでも楽になれるよう私も精一杯お手伝いします。
どうぞ心も体も大切にいたわってください。
