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屋内でもキケンな”熱中症”

気温27度以上で湿度が70%以上、日差しが強く、風がない、などの環境の下で起こりやすくなります。
特に気温が32度以上になると、熱中症に要注意です。

熱中症とは、気温が高いとき、激しい運動をしたときなどに、体の体温調節機能がうまく働かずに体温が上昇してしまったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりして起こる症状で、筋肉のけいれんやめまい、頭痛、吐き気などの症状を伴い、ひどくなると、意識がなくなって死に至ることさえあります。
体重の半分は水分!
赤ちゃんは体重の約80%、成人は約60%、高齢者は約50%が水分。
この水分が1~2%なくなっても、のどが渇いてきます。脱水症状を見逃さないで!
◆こんな症状が出たら危険!
口の中が乾く、汗が出ない、目が落ちくぼむ頭痛がする、めまいがする、皮膚の弾力がなくなる、だるい。
子どもや高齢者は特に注意が必要!
小さな子どもはのどが渇いたことを伝えられないので、小さな症状の変化を見逃さないこと。
高齢者は夜間の就寝中にも脱水症状を起こすことがあります。
寝る前の水分補給と枕元にも水の用意を。

予防(熱中症は屋内でもなります)
屋内では、カーテンやすだれなどで直射日光を防ぎ、風通しを良くする。
吸湿性通気性の良い服を身につける。
水分補給はのどが渇いたと感じる前にとる。
屋外や運動中など大量の汗をかくときには塩分も補給すること。
運動中は定期的に休み、顔や首、足などを冷やすと良い。

※体が熱をもちグッタリしたら、
首・脇の下・股の間の動脈部に
氷嚢などを当て血液を冷やすのが効果的。

【これは間違い】
ビールなど4%以上アルコールが入っている飲み物は、水分補給にはなりません。

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