『最近物忘れがひどくて・・・困ったなぁ~、認知症なのかなぁ』そんな心配していませんか?単なる「物忘れ」と「認知症」は違います。
物忘れの場合は、朝食のメニューを忘れても、朝食を食べたかどうかを忘れてしまうことはほとんどありません。
体験したことの記憶が完全に欠落してしまっているかどうかが、認知症の判断基準になります。
高齢者の物忘れは、老化による記憶力低下であり、病気ではありません。
一方、認知症は病気であり、早期に適切な治療を始めないと症状が更に進んでしまいます。
不安な方は専門の機関で検査を受けることをおすすめします。
◆認知症治療現場で実際に行われている
「認知症危険度チェック」
1分間にどれだけ多くの単語を思い出すことが出来るか?
1分の間に12個以上ならOKです。
Q:世界中の野菜の名前を12個上げてください
Q:寿司のネタの名前を12個上げてください
ちなみに軽度・中度の認知症で前頭葉に障害がある場合は4~5個しかあげることができないそうです。
テレビで放送された「認知症予防」の中から、脳と認知症のスペシャリストがボケないために実践している事をいくつかご紹介します。
◆ナンバープレートの語呂合わせをする
短時間で数字を読み取り、語呂合わせをする事は、言語や過去の記憶などにアクセスし、脳が活性化しボケにくくなる。
◆料理をしっかりつくる
1、毎夕食のおかずを2品以上作る。
2、買ってきた肉は1食分に分けて冷凍。
3、献立は家にある野菜を思い出しながら仕事帰りに考える。
4、複数の作業を段取りよく進める事が良い。
◆足の指でジャンケンをする
足の指はなかなか使わないので、足の指を司る脳は衰えていく。
手を使い、足を使わないと脳の使い方のバランスが悪くなる。
足の指で落とし物を拾ったり、ゴミを足で捨てるのも効果的。
◆畑仕事をする
生物を育てるのは環境や栄養の与え方で結果が大きく変化するため、脳を最大限にトレーニング。
その他に、手先と頭を使う、ピアノ・折り紙・そろばん。
声を出したり、腹式呼吸で体全体を使う、カラオケ。
笑いは最高の薬、洒落やとんちでいつもユーモアを。
好奇心を持って旅行に出かけるなど。
さまざまなことに興味を持って、人生を楽しむことが認知症の予防になるようです。
松本接骨院ではケアマネジャーの指定事業所として、介護の相談やケアプランの作成を行っております。