日常生活から離れ、大自然の中で景色や音・におい・風を感じることができるとして、登山やトレッキングを気軽に楽しむ人が年々増えています。
「今年こそ山を楽しみたい!」と思っている方に、注意点も含めてご紹介します。

ハイキング、トレッキング、登山の違いは?
〔ハイキング〕は、自然を楽しむことを主な目的にして歩くことを意味します。
野山や自然の道、市街地を散策しながら歩くこともハイキングに含まれます。
〔トレッキング〕は、山に登り、景色を楽しんだり、植物や野鳥を観察したりすることで、山頂にたどり着かなくても良いこと。
語源はオランダ語の「トレッケン」で、“のんびりと馬車で旅をする”と言う意味があり、自転車やスキーを使って山を楽しむこともトレッキングに含まれるそうです。
〔登山〕は、山頂を目指して登ること。
どんなコースを選んだらいい?
年齢や経験、体力、健康状態を考えて、無理のないコースと行程を組みましょう。
定期的に休憩や水分補給ポイントを取ります。
装備を整えて、負担が軽い低山や距離が短いところから始めましょう。

☆平地と違う歩き方
木の根っこを踏む、浮石を踏んでぐらつくなど、山ではバランスを崩す場所がたくさんあります。
坂道や足下が悪い道では、歩幅は少し狭くして、地面に着いた脚に重心を乗せるようにして歩くようにします。
下山で痛めやすい膝!
脚のトラブルで最も多いのが、下山中におきる膝の痛み。
下りは一歩一歩の歩幅が大きく、加速した状態で着地し、全体重が片足に乗ります。
最初は太ももの筋肉を使って、着地するように歩くのですが、疲れてくると太ももの支えが弱くなり膝に受ける力が集中してしまうため、じわじわ膝にダメージがたまって痛みが出てしまいます。
◇足のトラブルを防ぐための靴選び
靴が合っていないと、下山の時につま先が当たってしまい、爪の痛みにつながります。
また、靴慣らしをせずに長時間の歩行をすると、靴擦れになりやすく、マメができて歩行が困難になり転倒やケガの引き金になってしまいます。
自分に合った靴を選んで靴慣らしをすることが安全に楽しめる基本となります。

日頃から動ける体をつくる!
定期的なウォーキングと太ももを鍛えるスクワットがお勧めです。
膝とつま先を同じ方向に向けて、肩幅に開いて立ち、背中を丸めず、腰をゆっくり下げます。
慣れないうちはイスの背もたれや壁に手を当てて、行ないましょう。
毎日少しずつ継続することが大切です。

【最後に】超初心者レベルの山でも遭難事故がおきています。どんな山でも危険なのだと、覚えておきましょう。
