子どもたちも使って欲しい言葉

【そらんじる】
「暗記する」「暗唱できる」という意味で、「そら」は文などを口頭で発表するのに際して、メモや台本のような頼るものがないことを言います。
【綴る】
「思い出を綴る」「悲しみを綴る」のように、心情を述べる作文について用いると、ほのかな詩情が漂います。
【したためる】
いずれ誰かが読むことを思いながら「書き記す」という感じで、大事な手紙などに似あう言葉です。
【おさらい】
池の泥を何度もさらってきれいにすることから、わからない部分が完全になくなるまで何度何度もノートを読み直すことを「おさらい」と言うようになりました。
【かさ】
物の量、体積という意味の「かさ」は、水量を意味する「水かさ」、体積が増す「かさばる」、量を増やす「かさあげ」などの言葉と組み合わせて使われます。子どもたちにも教えておきたい言葉ですね。
【いびつ】
「ゆがんでいる」という意味で使われますが、語源はご飯を入れる容器「飯櫃(いいびつ)」です。
その形が長円だったので、長方形を「いびつ」と呼ぶようになり、円と比べるとゆがんでいる、ことから現在の意味になりました。