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梅雨時は体を休ませて

例年よりも遅い梅雨入りですが、局地的な豪雨も発生していますので、充分お気を付けください。
梅雨と聞くだけで、何となく気分が滅入る方もいるでしょう。
この時期は気圧の変化も大きく、特に低気圧のときは、憂うつな気分になり、仕事に集中できないなどといった精神的な症状が表れることもあります。
季節の変わり目でも、春から夏にかけて特に体調を崩しやすいのには、春は進学や就職といった環境の変化が大きく、その変化と気温の変化の両方が影響して症状が出やすいともいわれています。
人間の体には、もともと環境に順応する力が備わっているため、体は自然に気温や湿度の変化に慣れていきます。
しかし、その力が低くなっていると、気温の変化にうまく対応できません。
また体は、汗を気化させることで体温を一定に保っていますが、高湿度の中にいると汗は気化せず、体温のコントロールもしにくくなってしまうのです。
高温・高湿度の梅雨時に、体調を崩しやすくなるのはこのためです。
何となく気分がすぐれない時は体が「休みたいサイン」を出しているのかもしれません。

「休みたいサイン」を感じたときには、無理をせず、十分な睡眠と休養を取りましょう。
静かに本を読む、好きなDVDを観る、美味しいコーヒーや紅茶を飲む、ゆっくりお風呂に入るなど、自分なりのストレス解消法で、心身ともにメンテナンスをする日を作ってみましょう。
そして、食生活に気をつけ、疲れをためないようにすることで、良い状態を保つことができます。

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