「茶色」はなぜ、お茶の色ではない?
古来、日本の庶民が親しんできたのは番茶(晩茶)やほうじ茶。
こうしたお茶は、いれるとまさに茶色であり、これが茶色の語源になりました。
いれると緑色になる煎茶や玉露は、枝の先にある若い葉を摘んでつくった貴重品なので、もともとは殿様やお金持ちしか飲めないものでした。
それが、現代では誰でも飲めるようになり、お茶といえば緑色が当たり前になりました。
「真っ赤なウソ」ってどんな嘘?
「赤い(あかい)」は「明るい(あかるい)」に由来しており「黒い(くろい)」が「暗い(くらい)」に由来しているのと対比することができます。
「赤い」という言葉の中に「明るい」や「明らか」という意味が含まれ、「真っ赤なウソ」というのは「明らかなウソ」「疑いようのない、まったくのウソ」ということを意味しています。
「目」と「眼」はどう違う?
ものを見る器官の「め」という意味では、どちらも同じように使われています。
ただし、専門用語では「眼科」「眼球」「眼孔」など「眼」を音読みにして「ガン」を使うことが多い。
形の似たものに比喩的に使うときは、日本では「眼」を使わずに「台風の目」「魚の目」を使うが、中国語では「台風眼」「鶏眼」というように「眼」を使っています。
「魚貝」じゃなくて「魚介」と書くの?
「介」という字は、前後によろいをまとった人の様子を表す象形文字。
そこから、エビやカニなど甲殻類を指すようになりました。現在では「魚介」というと、ウニやナマコなども含めた水産物全般を指しています。
「魚貝」では、甲殻類やウニが含まれなくなってしまうのです。

