七夕飾りは一夜限り
昔はお盆を迎える準備として、乙女が「棚機(たなばた)」と呼ばれる機織り機で神様にお供えするために着物を織ることが、7月7日の夜に行われていたという説から、本来は6日に飾りつけ、7日の夜には片づけるのだそうです。

「色」に意味があった~五色の短冊~
短冊の色は「五行説(ごぎょうせつ)」の色に当てはめられ、真面目に生きて行くために、五徳「仁・礼・信・義・智」を当てはめたという説です。
緑(青)【仁】上手くなりたいことを書く「水泳が上手くなりたい」
赤【礼】父母などへの感謝の気持ちを書く「おばあちゃん長生きしてね」
黄【信】知人・友人を大切にする気持ちを書く「ずっとお友達でいてね」
白【義】やるべきことや決まりを守ることを書く「早起きできますように」
黒(紫)【智】学業の向上「大学合格」
色の意味にそった願い事を、具体的に書く事が良いとされているそうです。