節分にはどんな意味があるの？
季節の変わり目の「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことで、春を迎える＝新年を迎えるにも等しい大切な節目のため、室町時代あたりから、節分といえば立春の前日だけをさすようになった。
季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられており、新しい年を迎える前に邪気を払って福を呼び込むために、宮中行事として追儺（ついな）という行事が行われていた。
どうして豆をまくの？
宮中行事の中の「豆打ち」の名残りで、大豆は五穀のひとつで穀霊が宿るとされ、神事に用いられており、米よりも粒が大きく、穀霊で悪霊を祓うのに最適であること、魔の目（魔目＝まめ）に豆をぶつけて魔を滅する（魔滅＝まめ）にも通じることから。
豆まきは炒り豆？
生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされている事と「炒る」が「射る」にも通じ、「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となるから。
鬼を追い出したら雛飾り
節分の翌日から雛人形を飾り付け、一ヶ月ゆっくり楽しみます。
地方によっては二月十九日頃（雨水）に飾ると良縁に恵まれるともいわれています。