新米を炊くときの水の量
お料理をしたことがある方のほとんどが、「新米は水分が多いので、水を減らして炊くと良い」という話しを聞いたことがあると思いますが、これは昔の話です。
現在のお米の水分量は、新米、古米ともに15%程度と決められて出荷されています。
古米と新米を比べれば、新米の方の水分が多いのですが、その差は3~5%程度とほんのわずか。
極端に水を減らすのは避けましょう!
水の量は気持ち少な目に
新米は、柔らかく水を吸収しやすい性質があるので、どうしてもベチャっとした仕上がりになることがあります。
そんな場合は、3~5%ほど水を減らして調節すると良いでしょう。
お米一合(150g)に対しお水200ccのところ、お水195ccに減らす程度とほんのわずかです。

程よい歯ごたえの炊き方
中は、みずみずしくふっくら、外はしっかり弾力があるごはんを炊いてみましょう。
1.約2時間ほどじっくり浸水します。
2.炊くときの水の量を5%ほど減らす。
3.炊飯開始。
このやり方は浸水時間も長い上に、食感がやや固めの印象になりますが、程よい歯ごたえがあり、噛めば噛むほど新米の旨みを楽しめます!
自分の好みで選ぶ新米
使う材料がお米とお水だけとシンプルなだけに、水加減が味の決め手です。
そして、シンプルだからこそ、自分に合ったおいしい新米選びも重要になります‼
