初めて(久しぶり)の方タップorクリック

2月の行事 節分・初午

節分に柊・鰯が飾られるのはなぜ?
昔から臭いものや尖ったものには魔除けの効果があるとして、祭事などに使われており、節分では、魔は『鬼』、臭いものは『鰯の頭』、尖ったものは『柊の葉の棘』を指し、柊と鰯によって鬼が家の中に入ってくるのを防ぐと考えられていた。
また、焼いた鰯の臭いで鬼を遠ざけたり、 尖った柊の枝で鬼の目を指すという説もある。
この風習は平安時代に描かれた『土佐日記』や江戸時代の『浮世絵』に登場している。
ただし、地域や家庭によって風習が異なる。

「初午」はどんな意味があるの?
「初午」は2月の最初の午の日で今年は2月12日。
この日は稲荷神のお祭りで御稲荷様の誕生日とも言われている。
全国各地の稲荷神社で豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願し、稲荷神のお使いといわれるキツネの好物の油揚げや、初午団子をお供えする。
旧暦2月の初午の日は今の3月にあたり、ちょうど稲作を始める時期だったため、農耕の神様を祭るようになった。
稲荷の名は「稲生り」から来たともいわれている。
ちなみに、いなり寿司は、東日本では米俵に見立てた俵型ですが、西日本ではきつねの耳に見立てた三角が主流です。

目次