◎乾燥してると寒い?
実は、湿気と体感温度は密接な関係があり温度と湿度のバランスで、人は快適か不快かを感じています。
心地よい組み合わせは、夏は高温・低湿、冬は低温・多湿。
一般的に冬は温度が18~20℃、湿度が40~50%位が快適条件とされ、乾燥しがちな冬は、湿度が10%以下だと温度が高くてもあまり暖かいと感じないのです。
◎エアコンが寒く感じるのは乾燥のせい?
エアコンは、何かを燃焼させて温風を出しているわけではないので、乾燥が進み、設定温度ばかり上げても体感温度はなかなか上がらないのです。
電気代がムダになるばかり。
室内にぬれたタオルを干したり、カーテンに霧吹きで水をかけたり、加湿器を上手に使って、エコで効率のよい暖房を心がけましょう。
◎乾燥は体に悪い?
空気の乾燥により鼻や口の粘膜が乾燥すると、ウイルスや病原菌から守ってくれる力や防御力が弱まります。
皮膚の防御機能も落ちてかゆみの原因にも。
また、バチッとくる静電気を体にためていると、自律神経が乱れたり、疲れやすくなると言われています。
家計にも体にも、適度なうるおいが必要なのです。