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昔:威厳のある父親 → 今:イクメン

父の日は6月第3日曜日(今年は6/18)

父にまつわることわざ
父の恩は山よりも高く母の恩は海よりも深し
▶父母の恩はこの上なく大きいことのたとえ。
父父たらずと雖も子は子たらざるべからず
(ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず )
▶父が父としての務めを果たさなくても、子は子としての務めを果たさなくてはいけないという教え。

「父」という漢字は、手に石斧を持って打つ姿を表しています。
家族を養うために、外で働く父親のイメージですね。

威厳のある父親はどこに?
かつては、家長としての威厳と風格があることが父親像として重要でした。
現在は、仕事よりもむしろ家族を大事にする優しい父親像が人気。
イクメンの時代
「イクメン」と言う言葉を作ったのはNPO法人『イクメンクラブ』
そのHPにある「イクメンクラブ3カ条」
(1)イクメンとは、「“育児を楽しめる カッコいい男”のことである」
(2)イクメンとは、「子どもたちを広く多様な世界へ誘いだす」
(3)イクメンとは、「妻への愛と心づかいも忘れない」

家事ができるかどうか、子育てに積極的に参加するかどうかではないようです。

イクメンになろう!「イクメンプロジェクト」
厚生労働省は、男性の子育て参加や育児休業取得の促進等を目的とした「イクメンプロジェクト」を2010年6月17日始動。
「イクメンプロジェクト」とは、働く男性が、育児に積極的に関わることや、育児休業を取得することができるよう、社会全体の気運を高めることを目的としたプロジェクト。
育児をすることが、自分自身だけでなく、家族、会社、社会に対しても良い影響を与えるというメッセージを発信しつつ、「イクメンとは、子育てを楽しみ自分自身も成長する男性」がコンセプト。

イクメンの現状は厳しい
実際、男性の育児休暇取得は、会社の査定を気にしたり、休暇中の給与が減ってしまうことを恐れたり、休業中のブランクや復帰後の自分のポストについて心配し、育児休暇の申請をためらってしまう方が多い。
その後の人事や査定などについて考えると、男性が育児休業を申請・取得することはなかなか難しい現状です。
親の姿を見て子は育つ
威厳や風格のある父親とイクメン、どちらの面も持てたら素晴らしいですね。
家事も育児も協力し合って、子どもたちの未来のために、お父さんもお母さんも日々頑張り、楽しんで子どもを育てる姿を子どもたちは見ています。
周囲も協力し合える社会になると良いですね!

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