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花粉症に負けない!

花粉が鼻から体内に侵入すると、私たちの体は花粉を異物として攻撃するために、血液中のlgE抗体が肥満細胞のスイッチをオンにして、肥満細胞から鼻水やくしゃみ、涙目の原因になるヒスタミンや、鼻づまりの原因になるロイコトリエンという物質を放出することで花粉症が発症します。

さらに花粉は口からも侵入し、胃や腸でも同じような反応が生じて、悪化すると炎症を起こし、鼻づまりだけでなく、食欲不振や胃腸障害など、全身の免疫力を低下させて、病気にかかりやすくなってしまう可能性も!
鼻づまりを解消するツボ
不快な鼻づまりを少しでも緩和するために4つのツボを覚えましょう。

上星(じょうせい)
額の生え際の真ん中から指4本分上にあるくぼみ
晴明(せいめい)
目頭の近くの鼻の付け根にあるツボ
鼻通(びつう)
鼻の両側の真ん中ぐらいにあるくぼみ
迎香(げいこう)
小鼻が横に出っ張ったところの付け根にあるくぼみ
>>>上星は両手の人差し指、中指、薬指で軽く押し、他の3つの鼻のツボは両手の人差し指で上から下、下から上へと刺激します。
鼻の通りをよくするアロマ
朝は、スペアミントで首や胸元をマッサージすると、鼻の通りがよくなります。
それでも改善しないときはアロマオイルを1、2滴ガーゼに垂らしてマスクの中に忍ばせます。
このときオイルが直接肌に触れないように注意してください。
夜は、アロマオイルをお風呂に入れてリラックス。
レモンの香りに似たシトロネラを1~2滴ブレンドしましょう。
これで翌朝も鼻通りがよくなってスッキリした目覚めに。
腸を整えて花粉を出す
注目したいのは、腸の力。腸は全身の約60%もの免疫システムを担っているので、腸の環境を整えて、花粉に負けない免疫システムを整え、強化することが大切です。
便秘や下痢などの問題を抱える人の腸には、悪玉菌が多く、アンモニアなどの有毒物質や老廃物が溜まって、腸が正常に機能せず、口から侵入した花粉の刺激を受けてしまう可能性もあります。
腸の働きを正常にして、滞りをなくし、快便を心がければ、腸の中もキレイにスッキリと流れが良くなり、花粉をしっかり排出できるのです。
腸内のコンディションを整えるには、食物繊維や乳酸菌を摂ることと、適度な運動を心がけること。

自分できる腸マッサージ
仰向けに寝て、肋骨の下にあるみぞおちのちょっと下の部分と、左右の下腹部を少しずつ場所を変えて軽く押します。
右下、中央、右上、左上、左下、中央下の順に刺激すると大腸の流れと同じなので効果的です。
腹式呼吸をして、お腹を膨らませたり凹ませたりするだけでも、お腹のマッサージになります。

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