眠りと体温
眠りにつくときは、内臓が集まるおなかに血液が集まり、体温が上がります。
次に温かい血液が手足の先に移動し、手のひらや足から熱を放散することによっておなかの深部体温が下がることで眠りにつきます。
足が冷えていても、まず最初におなかから温めることで睡眠時の体温変化を促します。
湯たんぽのぬくもりで眠ろう
1)湯たんぽをおしりが当たる部分に入れておきます。
2)布団に入ったら、湯たんぽをおなかにのせてしっかりと温め、体の中心部に温かい血液を集めます。
3)大動脈が通っている左右のそけい部(足の付け根)に湯たんぽをずらして血液のめぐりをサポート。
4)大きい筋肉が集まった太ももに湯たんぽを移動。
太ももを温めると足先まであったか。
5)足先が温まったら、湯たんぽを二の腕部分に置きます。(二の腕とわきに挟むように置いても良い)二の腕を温めると上半身から手先まで温まります。
職場でも使えるペットボトル湯たんぽ
50~60℃のお湯で作るのが一番ですが、常温の水を半分入れたペットボトルに、沸かしたお湯を注ぎ入れてもOK。
太ももにのせてひざ掛けでおおうと、温かさをキープできます。
時々位置をずらして使いましょう。太ももが温まったら、椅子の背もたれと腰の間に移動して。