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食中毒にかからない、かからせない!

冷蔵庫に入れておいたから、賞味期限内だから大丈夫・・・その考えが危険です。
同じ原因食品を食べても、細菌による食中毒の発症率は通常30パーセント程度。食中毒が発症するかどうかは、その人の健康状態にも左右されます。
家族で同じ物を食べても一人だけ発症してしまうことがあるのです。

食中毒を予防するには、普段からバランスのとれた食事と、規則正しい生活、適度な運動を心がけ、体力をつけておくことです。
そして、食品の鮮度・保存状態・十分な加熱で予防することができます。

◆調理器具で感染を広げない
●包丁、まな板の熱湯消毒・・・
肉や魚を切ったあとすぐに。
●食器洗いスポンジ・・・水分たっぷりで菌が
繁殖しやすい状態に。洗剤で洗ったあと乾
燥させる。
●ふきん・・・洗剤で洗った後、熱湯消毒。

●手洗い・・・いくら新鮮な食材を使い、調理器具を消毒しても細菌がついている手で調理をすれば感染してしまいます。
流水のもと液体石けんで15秒以上の手洗いを心がけてください。

◆食あたりと食中毒に違いはある?
細菌によって起こる点はどちらも同じ。
腐敗した食品によって起こるのが食あたり。食品の腐敗は、細菌によって食品が分解され、組織が変性して起こります。すえた臭いや味の変化などで腐敗に気づくケースも多くあります。
食中毒は、食品の味や臭いなど見た目では判断できないケースがほとんどです。
「変な臭いがしないから大丈夫」の判断は厳禁です。

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